フレンチブルドッグ ブリーダー放棄による保護犬との出会い
里親募集サイトにて、ブリーダー放棄によるフレンチブルドッグの掲載を発見。
ご対面から里親へ。
後に命名した保護犬フレンチブルドッグ「ぶぶ」との出会い。
保護犬との初対面
三重県某所。
里親募集サイトで初めて問い合わせした保護犬との対面の為、大阪から約1時間半、車を走らせやってきた。
嫁さんは他の事情で来れず、自分一人で来る事に。
保護されている方は、保護団体とかではなく、知り合いからの依頼により保護と里親募集をされているとの事。
募集情報によるとその保護犬は
犬種:フレンチブルドッグ
年齢:2歳
性別:♀
- 健康診断などはしていない為、里親の方で受診されてください
- トイレのしつけなどはいちからです
- リード慣れしていません
写真では、特に不自然な個所は無く、健康そうではあったが実際会って見たらどうだろうか。
めちゃくちゃ吠えられたり、逆に怯えられたりするのだろうか。いや、フレンチブルドッグは温厚の性格なので案外すんなり懐くのではないか。
色んな不安と期待の中、保護者との約束の時間になり対面。
第一印象は、とても小さい・・・
そして顔面が削れてる・・? 怪我・・? ハゲ・・?
これはどうしたのだろうか。皮膚病を患ってしまっているのか。
結構痩せている・・。
あばら骨が浮き出るほどに痩せており、足には寝ダコ?のようなハゲと傷がある。
極度に怯えている様子もないが、テンションは高くない。
いきなり自分におなかを見せて、参りましたと言わんばかりの無抵抗さ。
人に対しての恐怖心は無いようで、吠えたり噛んだりはなさそう。
正直なところ、写真で見ていたのと印象が全く異なり、顔面のハゲ具合が痛々しかった。
しかし、その痛々しさ、よわよわしさから、なおさらこの子を保護してあげなければという変な使命感も芽生えていた。
里親決定!?
しばし保護犬とご歓談した後、保護者と話しに。
自分:「この子の里親になるには、今後どのようなフローになりますか?」
自分:「まずは順番がくればトライアル的な流れですかね?」
保護者の方:「今日っていけます?」
自分:「え?」
自分:「トライアルを始めるって事ですか?」
保護者の方:「いえ、里親として今日連れて帰っていただけます?」
保護者の方:「ここだと他の犬もおり、環境的に良く無いので少しでも早い方がこの子には良いかと」
自分:「えっ?ちょ・・あぁ・・まじすか・・?」
自分:「ちょ、ちょっと家族に電話していいですか?お待ちください。」
嫁に電話し、先ほどの保護者の方とのやりとりを説明。
嫁:「あなたが良いと思ったらそれでいいんじゃない?」
嫁:「何か引っかかるなら断れば良い。」
自分:「お・・おk」
簡単なやり取りで電話は終了。
そう・・今からする決断の全責任は自分にある。
ペットを飼う・保護犬の里親になる覚悟と決断
里親になるからには責任をもって、この子の人生を全うさせてあげないと。
この子は保護されてから健康診断を受けていないので、大きな病気を抱えているかもしれない。
病気が見つかった場合、病院代がどえらいかかってしまうかもしれない。
実は狂暴で部屋のものを破壊しまくるかもしれない。
もう成犬なのでトイレのしつけが出来ず、一生、我が家が汚物にまみれるかもしれない。
全然これから懐かないかもしれない。
様々な精神的・経済的不安が頭をよぎった。
考える事、数分・・
決めた。
受け入れよう。
お金は働いてなんとかする。
家がうんこまみれになっても、根気よくしつけをしていこう。
保護者の方に、今日連れて帰る旨を伝えた。
そして里親へ
今から連れて帰ると決断したものの、ケージも無ければリードも無い。
もちろん、家の受け入れ態勢も何も準備してない。
保護者の方に少し待ってもらうよう伝え、一番近いホームセンターへ車を走らせ、取り急ぎのものを購入。
- リード
- 犬用シャンプー
- 持ち運び用ケージ
- 家用ケージ
- トイレシーツ
- ドッグフード
- ペット用ウエットティッシュ
- 犬用おもちゃ
とりあえず、必要なものを思いつく限り購入。
そして、保護者の元へ戻り、ケージに保護犬を入れて車に積み込み、わが家へ・・。
ペットを飼う(里親になる)ということ
成犬のいちからのしつけ、今後の体調、経済的負荷、ペットロス。
ペットを飼うという事は、ペットとの暮らしで得られる癒しや喜びがある反面、様々な問題や壁にもぶちあたる。
実際に里親になり、改めて決意。
初対面から里親になるまで怒涛の一日やった。。
-
前の記事
記事がありません
-
次の記事
保護犬フレンチブルドッグがわが家へ初上陸